帝京大学薬学部 研究業績 | English
社会薬学研究室

研究室紹介
  当研究室は、2018年4月に「地域医療薬学」研究室として新設されました。薬学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版)において、薬剤師としての人間性・社会性を育み、人・社会と薬剤師との関わりについて認識を深めていくことの重要性が指摘され、、「社会と薬学」の項が改訂されたのを契機に、2024年度から「社会薬学」研究室に名称が変更されました。
 超高齢社会を迎え、我が国は地域包括ケアシステムの構築を進めており、薬剤師の業務も変革期にあります。地域医療とは人々の日常生活の場における医療であり、薬剤師は他の職種や関係機関と連携しながら、患者の服薬状況等の情報を一元的・継続的に把握し、最適な薬学的管理やそれに基づく指導を実施することが求められています。
 このような課題を解決するために、当研究室では次のような研究に取り組んでいます。

1)Protocol Based Pharmacotherapy Management (PBPM) に基づく薬局と医療機関の連携手法の確立とアウトカムの評価研究
2)薬剤師の地理的分布に関する研究
3)病態時における薬物動態と薬効・毒性に関する研究


教職員
教授 安原 眞人
講師 安藤 崇仁
研究員・大学院生