帝京大学薬学部 研究業績 | English
衛生化学研究室

研究室紹介
 核酸、タンパク質に続く「第三の生命鎖」としての「糖鎖」は情報分子として役割をもち、その情報を見分けるタンパク質との相互作用は多様な生命現象・疾患に関わっています。特定の糖鎖構造を認識するタンパク質の一つ、ガレクチンの生体内における役割について、生化学、遺伝子工学、細胞工学等の手法を用いた解析を進めています。
 
さらに、当研究室の研究によってカンナビノイド受容体の内因性のリガンドであることが明かにされた2-アラキドノイルグリセロールという脂質の生成機構、作用、意義等の解析を進めています。

 具体的な研究内容は以下の通りです。
1. ガレクチンのS-ニトロソ化による生理活性調節機構の解析
2. ガレクチン-2の胃粘膜における保護作用の分子メカニズムの解析
3. 2-アラキドノイルグリセロールの生理活性発現機構の解析


教職員
教授 荒田 洋一郎
准教授 岡 沙織
助教 田村 真由美
研究員・大学院生