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研究業績 | English | |||
生命情報薬剤学研究室 | ||||
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研究室紹介 | |||
研究室紹介 生命情報薬剤学研究室は、2024年4月、旧「分子薬剤学研究室」の改組により生まれた新しい研究室です。当研究室では、細胞生物学・生化学・分子生物学等の技術に基づき、主に免疫系が関与する生命現象の解明と新技術の開発に取り組んでいます。その成果物、特に新技術に関しては、レギュラトリーサイエンスの思想に基づいて人と社会への調和を目指します。 免疫系は、感染症やがんなどから生体を守る働きを有している一方で、その過剰な応答はアレルギーや細胞障害性の重篤な医薬品副作用など、生命にとって有害な応答を引き起こすことがあります。また、自己免疫疾患の多くが難病指定を受けており、望ましくない免疫応答の解明は社会的にも重要な課題であると考えています。 また、免疫系の「掃除屋(貪食細胞)」として働くマクロファージや好中球の、細胞内寄生菌感染やがんの転移における役割を解明する研究を行っています。これらの免疫応答の分子メカニズムに着目することにより、全く新しいワクチンや抗がん剤等の開発に繋げられるのではないかと期待しています。 教務面では、レギュラトリーサイエンスが関係する薬機法や医薬品情報学のほか、製剤学や薬剤学関連の実習や演習などを担当しています。 テーマ 1)培養細胞を用いるアレルギー試験法「EXiLE法」の開発と改良 2)重篤副作用の発症に関連するヒト白血球抗原(HLA)の役割の解明と発症予測への応用 3)細菌感染における細胞内脂質代謝の役割の解明 4)ヒト乳がん細胞の悪性度の亢進過程におけるメカニズムの解明 5)医薬品添付文書へのゲノム薬理学情報収載に関するレギュラトリーサイエンス研究 |
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教職員 | |||
教授 | 中村 亮介 | |||
講師 | 谷川 和也 | |||
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研究員・大学院生 | |||
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