帝京大学薬学部 研究業績 | English
人体機能形態学研究室

研究室紹介

研究テーマ:腎機能低下の進行を阻止する薬物治療の研究

1.高尿酸血症の病態メカニズムの解明
 
1)性差、メタボリック症候群、利尿薬による高尿酸血症のメカニズムの解明
  我が国の成人男性の5人に1人が高尿酸血症ですが、閉経前の女性の高尿酸血症は稀です。
  この成人男性に多い高尿酸血症はメタボリック症候群によるものと考えられています。
  また、利尿薬の副作用と しても高尿酸血症が認められます。これらの高尿酸血症のメカニズムに
  ついて検討しています。

 2)中枢神経における尿酸の影響についての研究
  
パーキンソン病やアルツハイマー病の発症は、低尿酸血症と関連があるとされています。
  中枢神経における尿酸の影響について検討しています。

2.蛋白尿発症メカニズムの解明
 
1)アルポート症候群における蛋白尿発症メカニズムの解明
  
稀な遺伝性腎疾患であるアルポート症候群の治療法を探索するために、
  アルポート症候群モデルマウスを用いて検討しています。


教職員
教授 細山田 真
講師 道志 勝
研究員・大学院生