帝京大学薬学部 研究業績 | English
創薬資源学研究室

研究室紹介 研究室オリジナルページ

 医薬の開発には先導化合物が必須である。先導化合物とは化学修飾等により更に効能 のある薬を創出する基となる「薬の卵」であり、何らかの方法で人工的に創出するか自然界から探し出してくる必要がある。 後者のケースで最も注目されているのが高等 植物である。高等植物が種ごとに二次代謝物と称される多様な化合物群を産することはよく知られており、人類がこれを利用して重要医薬の開発を行ってきたことは特に 新しいことではなく歴史的事実である。 実際、現在処方されている薬品の少なくとも 4分の1は植物成分及びその誘導体ないし植物成分をリードとして創製したものであ る。しかし、これらは地球上に25万種あるといわれる高等植物のごく一部を起源とするにすぎず、大部分は科学的に手付かずのままである。 いわゆるバイオプロスペク ティングとは自然界の豊かな生物多様性から有用遺伝資源を発掘するプロセスをいうのであるが、高等植物から先導化合物の探索の場合はしばしば「民族植物学」的アプローチにより遂行される。以上の研究においては植物学、天然物科学などに関連する広範かつ高度な学際的知識を要する。本研究室ではバイオプロスペクティングを志向した基礎科学的研究を行っており、またこれまで民族植物学研究を通して収集した植物さく葉標本ならびに生薬標本は千点以上にのぼる。研究内容の詳細は別ホームページを参照。


教職員
教授 木下 武司
研究員・大学院生