帝京大学薬学部 研究業績 | English
有機化学研究室

研究室紹介

 

※旧研究室の情報です。

研究:
創薬化学教室と一緒に研究しています。特に軸性キラリティに着目して医薬品と標的分子との結合様式を三次元的に明らかにし、新たな医薬品候補化合物の分子設計に活かしたいと考えています。立体構造解明のためにはいろいろな方法論がありますが、物理的な手法だけでなく、計算化学を効率良く活用することもめざしています。さらに、これからの創薬には糖を含有した新規化合物が重要となると考え、糖化学を基盤とした医薬品創製も試みています。また、多くの研究室との共同研究を行っていることも当研究室の特長です。合成屋として、合成を頼まれたら断らない、という気概をもって、幅広い化合物合成に挑戦しています。

教育:
6年制になり、薬剤師を目指す学生が多くなりました。卒論実習においても、学生のニーズをくみとり、ウエット系だけでなくドライ系も含めた医薬化学に関わる様々なテーマを展開しています。有機化学は、薬剤師の基本です。卒論実習を通じて、サイエンスを科学する薬剤師を養成したいと思っています。それと同時に、薬剤師の免許に頼らない生き方のできる学生も育てたいと願っています。総合科学の集積として薬学を学んだ学生が、より広い世界へ羽ばたけるようサポートしていきます。

なお、教育・研究は創薬化学研究室と連携して行っています。


教職員
教授
高橋 秀依
助教
牧野 宏章
私設職員
柳 町子
研究員・大学院生
大学院生
荒木 拡嗣
大学院生 金P 薫