<教育>
当研究室は、物理化学系科目(楯、村田)と薬理・病態薬物治療学系科目(伊藤)を担当しております。具体的には、以下の科目を担当しています。
物理化学系科目
・物理化学T(1年生)
・基礎薬学特論1(4年生)
・薬学総合講義1(6年生)
薬理・病態薬物治療学系科目
・薬理学U(2年生)
・病態・薬理学X(3年生、2026年度〜)
・薬学総合講義3、4(6年生)
そのほかに、2年生の薬学実習W(物理化学分野)と、大学院講義では生体分子物性学特論を担当しています(楯、伊藤、村田)。
生体分子および生体に作用する医薬品・化学物質の構造・物性・機能について、物理化学の視点で分子レベルから学び、理解することは、他の薬学専門科目(分析化学、生化学、有機化学、薬物動態学など)の多角的な理解にも繋がります。
<研究>
生体分子化学研究室では、主に下記のような研究を行っております。
1. アルツハイマー病やパーキンソン病の疾患原因タンパク質の構造・物性・機能に関する研究
2. 加齢に伴い生体内に生成するD-アミノ酸含有タンパク質の特性に関する研究
3. D-アスパラギン酸含有タンパク質を分解するエンドペプチダーゼに関する研究
これらの研究により、疾患の発症メカニズムを分子レベルで解析し、治療薬開発などに役立つ分子基盤情報を集積しています。
これらの研究について、当研究室独自に展開すると同時に、本学医学部の生理学講座や他大学の研究室との共同研究も行っています。
また2021年度より発足した帝京大学先端総合研究機構の研究チームとしての研究支援も受けております。
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